三川内焼の里めぐり

「唐子」の絵が描かれた焼き物の町、三川内皿山(みかわち さらやま)から発信します。

三川内皿山の三十三観音

三川内地区の郷土史にも載っていない由緒ある山道をご紹介しましょう!…とは言いつつも、現在は長年の風雨にさらされ、倒壊や陥没などで、その場所を通る事は難儀に近い状況ですが…汗 三川内山児童公園付近に、「一円山(いちえんざん)」と呼ばれる山がありま…

三河内駅

みかわちの里の玄関口、「三河内駅」周辺を散策してきました。 「東彼杵郡 折尾瀬(おりおせ)村」と呼ばれた三川内地区一帯は、昭和30年に佐世保市に併合し、「三川内」地区と名前が変更されましたが、海外に流通する平戸藩窯「三河内焼」の名残で「三河内」…

玉峰窯

みかわち焼WEB陶器市が始まりました。有田陶器市でも出品されている三川内焼窯元、玉峰(ぎょくほう)窯さんのWeb陶器市です。玉峰窯ホームページ→https://gyokuhougama.thebase.in/Instagram → https://instagram.com/mineyuki_nakazato?igshid=mg3s02stglr3 …

大川内山で出会った「唐子絵」

5月連休のイベント「はまぜん祭り」は中止になりましたが、神事は行われますので、今朝は「陶祖神社」の清掃を行いました。 「巨関」と呼ばれる三川内焼の先祖の墓は、長らく行方が判らない状態でしたが、「三川内窯業史」の筆者である久村貞夫氏によると、…

鍋島焼の里めぐり

【鍋島焼の里めぐり】今回は三川内皿山を離れて、三川内のお隣の、また隣、佐賀県伊万里市にある鍋島藩窯・大川内山を紹介します。私の仕事場が6月から伊万里市の先、南波多の方に移る事になり、下見がてらに出掛けたついでに大川内山へ寄り道してきました…

煙突フェチ?part.2

画像は、昭和40年頃に撮影された「三川内西窯」付近の様子です。学校から帰る子供の後方にはたくさんの煙突が並び、子供の足元には、陶器の欠片が落ちてるのが解ります。 こちらの写真も同様に昭和40年頃に撮影されたもので、三川内山児童公園で開催され…

煙突フェチ?part.1

現在、三川内皿山15ヶ所に現存する「煙突」の写真を撮影しました。⚫今由(イマヨシ)製陶所跡 ⚫光雲窯 ⚫祥山窯跡 ⚫晴峰窯跡 ⚫洸祥窯 ⚫嘉祥窯 ⚫平兵衛窯 ⚫平兵衛窯 ⚫山玉泉窯跡 ⚫松山窯 ⚫陽山窯跡 ⚫口石長山 ⚫宝生窯跡 ⚫嘉久正窯 ⚫玉峰窯

隆盛と衰勢

写真は1978年頃の三川内皿山の風景です。高麗媼(こうらいばば)と呼ばれる三川内焼の開拓者の墓地がある場所から撮影された写真で、 同じアングルから撮影すると、当時は多くの焼き窯の煙突が残っていた事が判ります。 当時、三川内皿山で1番高い煙突と呼ば…

メルカリ購入 第3弾!

【メルカリで1万円以下の平戸焼をGETする】3品めはコレです。 ⚫透かし香炉 兵庫県からの出品者から、5000円で譲っていただき、昨日届きました。時代モノかどうかは解りませんが、平戸藩松浦家の家紋である「三つ星」をイメージした孔が空けられています。…

メルカリ購入品(過去の品)

以前、このブログのタイトルと同じ内容でFacebookやブログを発信していましたが、諸事情で廃止しました。 あまり良い思い出の無いものは切り捨てた方が良いと思い、廃止の方向で決断しました。そのブログにも掲載しましたが、【メルカリで1万円以下の平戸焼…

はじめまして🎵

画像は、私の母親が従事していた三川内焼の窯元の画像です。40年程前までは窯元として操業していましたが、後継者がいなかった為、現在は廃窯となっています。子供の頃、自宅には仕事で誰も不在だった為、学校から直接この窯場へ足を運び、使い物にならなく…