三川内焼の里めぐり

「唐子」の絵が描かれた焼き物の町、三川内皿山(みかわち さらやま)から発信します。

隆盛と衰勢

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写真は1978年頃の三川内皿山の風景です。

高麗媼(こうらいばば)と呼ばれる三川内焼の開拓者の墓地がある場所から撮影された写真で、
同じアングルから撮影すると、当時は多くの焼き窯の煙突が残っていた事が判ります。

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当時、三川内皿山で1番高い煙突と呼ばれた智山製陶所付近の煙突も、現在は取り壊され、解体された煉瓦の瓦礫だけが寂しく残っています。

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それに加え、昭和期に隆盛した窯元の建物も老朽化し、文化財にするにはなかなか手が付けられない状態です。

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