はじめまして🎵
画像は、私の母親が従事していた三川内焼の窯元の画像です。
40年程前までは窯元として操業していましたが、後継者がいなかった為、現在は廃窯となっています。
子供の頃、自宅には仕事で誰も不在だった為、学校から直接この窯場へ足を運び、使い物にならなくなった轆轤の上にオモチャを乗せてはグルグル回して遊んだ記憶が甦ります。
(画像は1976年に出版された本に掲載された当窯の窯場の写真です)
三川内焼(みかわちやき)は、長崎県佐世保市で生産される陶磁器で、主に「白磁」をメインとしたコバルトブルーの「染付(そめつけ)」に代表される作品を生産する窯業地で、現在約10件程の窯元が江戸時代から継承される技術を受け継ぎ、今日に至ります。
三川内焼は、別名・平戸焼(ひらどやき)とも呼ばれ、幕府や朝廷への献上品として、また明治以降は海外でも輸出品としてその名を広め、欧米各地の博物館に所蔵される程の高級磁器の生産地でもあります。
今回、このブログで綴る内容は、三川内焼の生産地である三川内皿山(皿山とは、佐賀・長崎にて焼き物を生産地する場所の呼称)での出来事を、人知れず、黙々と発信していきたいと思います😁